渡辺育
Iku Watanabe
1989年生まれ。
歴史記憶や場所のコンテクストから、ナラティブや現象としての建築・空間を構築する試みを、建築設計、歴史研究、キュレーション、複数の作家との共同を通して行う。
京都大学を卒業後、京都大学大学院建築学専攻修了。現代美術家・杉本博司主宰の新素材研究所を経て、現在東京藝術大学大学院助教。
主な作品・展示に、「清春芸術村 琉球舞台」清春芸術村(2022年、山梨)、「茶室 板離庵」Gallery hiromiyoshii(2021年、東京)、「Symbiosis」アシスタント・キュレーター、ジャパン・ハウス、サンパウロ(2021年、ブラジル)など。
井上岳
Gaku Inoue
1989年生まれ。
建築/美術/政治/労働/都市史の相互的な関係性に焦点を当て、展示を通した批判的な活動を展開する建築コレクティブ「GROUP」を共同主催。建築プロジェクトを通して、異なる専門性を持つ人々が仮設的かつ継続的に共同できる場の構築を目指す。
主な作品に、磯崎新が手がけた初期住宅「新宿ホワイトハウス」の外構部の設計・施工をおこなった新たなアートスペース《新宿ホワイトハウスの庭》、築約30年の長家をそこに残る生活の痕跡を収集しコラージュして改修を行った《海老名芸術高速》など。
主な個展に、「手入れ / Repair」WHITEHOUSE(2021年、東京)グループ展に、「のけもの」千代田3331(2021年、東京)など。
《浮浪庵》
2022