中園孔二

1989年神奈川生まれ。2015年没。

2012年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。2015年他界、享年25歳。

中園はこの若さで数多くの作品を描き、作品により様々な表情を見せた。キャンバスで絵筆が踊るような豊かな筆触。観るものに迫ってくるクレヨンの色と線の洪水。抽象的な色面に人など複数のモチーフを重層的に配置する事で、独特な絵画空間を生み出した。

主な展覧会に「絵画の在りか」東京オペラシティアートギャラリー（2014年）、「Japanorama: New Vision on Art since 1970」 ポンピドゥー・センター・メッス(フランス、2017年）、「中園孔二展 外縁−見てみたかった景色」、横須賀美術館（2018年、神奈川）など。
作品は神奈川県立近代美術館、高松市美術館、東京都現代美術館に所蔵されている。