長坂有希

1980年大阪府生まれ。北海道、香港拠点。
個人的に出会う個や共同体、事象と関係を築き、リサーチと協働することを通して、彼ら/彼女ら/それらが守り続けてきた物語や歴史、知恵や技術を学ぶことに関心を持っている。その活動から得たもの−周縁のものたちの声や世界観、うまく機能していないように見える社会的、政治的、環境・生態学的構造への疑問−をさまざまなストーリーテリングの手法を使い表現し、どのように個人の日々の思考や行動から変化をもたらすことができるかを考えている。
主な個展に「Times of Crisis」（ボローニャ近代美術館、2021年）、「カムイワッカへ、そして私たちの始まりへ」（現代芸術研究所CAI02、2018年、札幌）。グループ展に「ARTS & ROUTES−あわいをたどる旅−」（秋⽥県⽴近代美術館、2020年）、「Quatro Elementos」（ポルト市⽴美術館、2017年）など。