HATRA + Synflux

シンフラックス(Synflux)による製造における廃棄ロスを削減するためのパターンメイキングシステム「アルゴリズミック・クチュール(Algorithmic Couture)」を使い、HATRAのメインプロダクトであるパーカーを共同開発する「AUBIK」でコラボレーションを開始。その後、ニットのプロジェクト「Synthetic Feather」など、デジタルデータとフィジカルなプロダクトを往復した作品の探求を継続して発表している。「AUBIK」は「Making FASHION Sense」HEK (Haus der elektronischen Künste) (2020年、バーゼル、スイス)で発表された。

HATRA

リミナル・ウェアを主題に、2010年よりポータブルで境界的な、空間としての衣服を提案するファッション・プロジェクト。近年では3Dクロスシミュレーションを始めとするデジタル技術の応用を通して新しい身体表現を試みている。

Synflux

Synfluxはファッションデザイナー、機械学習エンジニア、ウェブデザイナー、デザインリサーチャー、建築家、サービスデザイナーからなるスペキュラティヴファッション・ラボラトリです。研究と実践、表現と実装、試作と思索、テクノロジーとクラフトといった一見相反する概念をクロスオーバーさせ、次代のファッションをつくりだす、思索的デザイン集団として活動しています。

機械学習のアルゴリズムを活用したデザインシステム「Algorithmic Couture」の研究や、ポスト・プレタポルテのためのカスタマイゼーションプラットホーム「WORTH」の開発を中心に、AIやデジタルファブリケーションといった先端技術と、ファッション史が培ってきた工芸の技を批評的に融合させたプロダクト、サービス、システムを実装しています。

Synthetic Feather

2020-